事例紹介

平成20年度ダム・堰危機管理業務顕彰の結果


河川管理や水利用において重要部分を担う全国のダム・堰施設では、洪水時等の危機管理に関して様々な創意工夫活動が行われています。
平成15年に「ダム・堰危機管理業務顕彰委員会」(委員長 中川博次 立命館大学客員教授)が発足され、他の模範となる顕著な取り組みを表彰し、その功績を讃えてきました。
平成20年度は国土交通省、独立行政法人水資源機構、県、電力事業者等から計24件の応募があり、平成21年3月25日に同委員会で最終審査が行われた結果、下記の5事例が各賞に選出されました。
表彰式は5月19日に、さいたま新都心の「ラフレさいたま」において開催され、中川委員長より受賞組織に表彰状・盾が授与されました。

平成20年度ダム・堰危機管理業務顕彰表彰事例 (各組織の創意工夫例をPDFファイルでご覧いただけます)

○最優秀賞

■九州電力株式会社 宮崎支店
【 一ツ瀬ダム 流域一体となった濁水長期化対策の策定 】


○優秀賞

■国土交通省 九州地方整備局 山国川河川事務所
【 耶馬渓ダム ダム模型を利用した分かりやすいダム機能広報の実施 】

■高梁川水系水利用協議会
【 千屋ダム他 ダム群および堰の相互連携による渇水状況の解消 】


○奨励賞

■国土交通省 関東地方整備局 二瀬ダム管理所
【 二瀬ダム 「高水管理の実践」書の作成と洪水調節への実践 】

■国土交通省 北陸地方整備局 大町ダム管理所/東京電力株式会社 松本電力所
【 大町ダム、高瀬ダム他 平成18年7月豪雨時の直轄ダムと利水5ダムによる下流水位上昇の抑制 】




表彰式と事例発表の様子



詳細ページ : 「ダム・堰危機管理業務顕彰」 <(財)ダム水源地環境整備センターHP>