水源地紹介

二川ふたがわ ダム湖(二川ダム) 〜和歌山県有田郡有田川町ありだがわちょう

和歌山県県土整備部
河川・下水道局

1.有田川町の紹介


■有田川でつながった町
 有田川は、その源を 高野山こうやさん楊柳山 ようりゅうざんに発し湯川川ゆかわがわ四村川よむらがわ 修理川しゅりがわ早月谷川はやつきたにがわ 等の支川を集めて紀伊水道に注ぐ、幹川流路延長94キロメートルの和歌山県では4番目に大きな川です。また、流域面積は460平方キロメートルで、県土の約1/10に相当します。
 2006年1月、有田川でつながる 吉備町きびちょう金屋町かなやちょう清水町しみずちょう の3つの町が1つとなって、有田川町が生まれました。 東は紀伊山地、北は 長峰山脈ながみねさんみゃく、南は白馬山脈しらまさんみゃく に囲まれ、町の中央部を西に蛇行しながら有田川が流れています。
 最西部の吉備地域には、町の玄関口となるJR 藤並ふじなみ 駅、阪和自動車道・有田ICがあります。また、町の中央部に位置する金屋地域では、国道424号と480号の整備も進展しており、ますます交通の利便性も向上しています。
 これらの地域は、有田市等近隣の町と共に柑橘類の栽培が盛んで、日本一の有田みかんの産地となっています。
 また、バラやスイートピー、スプレー菊など、花卉栽培も盛んに行われています。
 町の東部清水地域は、奈良県との県境にある「 高野龍神こうやりゅうじん 国定公園」に接し、清らかな水の流れと自然にめぐまれた山里で、四季折々の風景や山菜など、山里ならではの料理も味わうことができます。また、この地域は“小粒でピリリと辛い”山椒の里で、ここで生産されるブランド「ぶどう山椒」は、肉厚で辛みが強く有名です。

■歴史・伝統・ふるさと体験の町

 「 明恵上人みょうえしょうにん 」は、1173年に有田川町歓喜寺に生まれ、後に上皇から庶民にまで及ぶ信仰を集めた、鎌倉時代の高僧です。
 有田郡市に点在する上人ゆかりの 八所遺跡はっしょいせき (国指定遺跡)の内、4つの遺跡が町内にあり、厳しい修行の跡をしのばせます。
 また、室町時代、連歌を大成した「 宗祇法師そうぎほうし」の生誕地には諸説がありますが、有田川町下津野には県から史跡に指定されている宗祇屋敷跡があります。
 宗祇は、和歌の西行、俳句の芭蕉とともに三大漂泊詩人と称されています。 町の最東部、 護摩檀山ごまだんざんのふもと上湯川地域には、平家の隠れ里「たいらの維盛これもり」伝説も残されています。
 他にも、国指定重要文化財の建物も数多く点在し、2年に1度「 雨寺阿弥陀堂うじゃくじあみだどう」で演じられる重要無形民俗文化財「杉野原すぎのはら御田舞おん(だのまい 」や「二川歌舞伎芝居ふたがわかぶきしばい」「粟生あおのおも講と 堂徒式どうとしき」や秋祭りの「獅子舞」、鵜飼いの「徒歩漁法」など、各地域で人々によって大切に伝承されています。
 最近では、その歴史や文化、伝統を活かした体験が行われており、江戸時代初期に清水地域で始められた 保田和紙やすだわしの紙すきやぞうり作りなどを体験できる施設もあります。

■心もカラダも温まる温泉
 明恵上人生誕地近くには「かなや明恵峡温泉」があり、露天風呂から眺める明恵峡の景色とともに、県内外からも気軽に足を運べる日帰り温泉として、人気があります。
 そのほかにも、木の香りあふれる槇風呂の「しみず温泉」、檜風呂の「二川温泉」、歴史ある「大谷温泉」もあり、自然とともに山間の温泉でのんびり、ゆったり、心も体も温まります。



生石高原

■自然がおりなす美しさ
 豊かな自然に恵まれた町内では春の桜、新緑をはじめ、渓谷の紅葉など様々な風景に出会うことができます。さわやかな涼しさを感じられる滝も多く見られますが、中でも金屋地区にある「次の滝」は、落差日本一の 那智なちの滝に次ぐといわれたことからその名がついたといわれています。
 滝壺の裏の空洞に入り込み、水煙越しに景色を楽しむことができ、これを“裏見の滝”と称するそうです。町の最東部に位置する湯川渓谷には、周りの自然林とのコントラストが見事な「さがり滝」もあります。
 また、 紀美野町きみのちょうと有田川町にまたがる「生石高原おいしこうげん 」では、四季折々の草花を鑑賞することができます。中でもススキの草原は、秋には一面の銀世界となり、より一層自然の美しさを輝かせます。ハイキングに訪れる人々も多く、近くには、背後に巨巌が双璧をなし荘厳な雰囲気をかもしだしている「生石神社」もあります 。



鷲ヶ峰コスモスパーク
■コスモスと風力発電
  鷲ヶ峰 わしがみね の山頂に広がる「鷲ヶ峰コスモスパーク」は、標高586.2メートル。秋には町の花であるコスモスが色とりどりに可憐な優しい花びらを風にそよがせ、来訪者の目を楽しませてくれます。また、眺望もよく天気の良い日には、遠く淡路島・四国まで見渡せる大パノラマが展開します。
 平成12年3月には、コスモスパーク内にクリーンエネルギーの象徴・風力発電設備が誕生しました。タワーの高さは36.6メートル、プロペラの直径が30メートルもある風車は、麓からも一目でわかり、観光の振興にも一役買っています。
 この風力発電施設をはじめ、太陽光発電など新エネルギーの導入にも取り組んでいます。
 (和歌山県ホームページ和歌山県ガイドブック一部加筆修正)

>>有田川町 ホームページ



2. 二川ダムの紹介



二川ダム正面上空から上空左岸から右岸から桜と共に

 二川ダムは、洪水調節と発電を目的として昭和38年に着工し昭和42年3月に完成した、県下で1番堤高が高い重力式コンクリートダムです。
 有田川は、明治22年、昭和23年の水害をはじめ、ほとんど毎年のように災害をもたらしました。特に昭和28年 (7.18水害)には紀中、紀北地方を未曾有の大災害が襲い、川沿いの地域は壊滅的な被害を受けました。
 これを契機として有田川には、根本的な防災計画が樹立され、有田川総合開発事業として二川ダムが建設されました。

 ダム湖の面積は、約0.86平方キロメートルで、京セラドーム大阪に例えると、約25個分となります。そこに貯まる水の量は、最大30,100,000立方メートルで京セラドーム大阪約25杯分となります。
 二川ダム湖畔に隣接している二川ダム公園には、約50本の桜が植えられ、毎年桜が満開になる4月上旬には桜まつりが開催されるなど多くの方々に親しまれています。また、秋には、イチョウが色づきはじめると銀杏の実を拾いに地元の人々が来るなど、地域の憩いの場となっています。

 二川ダムに至る国道480号は、毎年3月に開催される有田川町駅伝大会のコースになっておりダム湖畔にある駐車場が、選手の中継地点として活用されています。
 またダム湖には、赤い吊り橋の「 蔵王ざおう橋」があり、水面からの高さも十分にあるためスリルが楽しめます。

 ダム周辺には、「日本の棚田百選」にも選ばれ、四季折々の美しい風景をみせるあらぎ島や秋にススキの草原が一面に広がる生石高原、ほかにも二川温泉、しみず温泉といった温泉があり、四季を通じて楽しめる名所が数多くあります。地域の特産品を買うことができる道の駅「しみず」「明恵ふるさと館」も整備され、みかんや巨峰などのフルーツを買いに、遠くは京阪神より来客があり賑わっています。 

>>二川ダム管理事務所 ホームページ






3. 町の特産品


ぶどう、有田みかん、トマト、鮎、ズガニ、 山椒、わさびすし、こんにゃく、豆腐、なれ寿し、保田和紙 など

 


   
有田みかん   山椒   山椒加工品


 

 

 

 

 

 

 

 

4. 有田川町のイベント情報

  偶数年2月11日 杉野原の御田舞(国指定文化財)
御田舞

さくらまつり
生石高原山焼き
キャンドルライトイルミネーションin あらぎ島
  奇数年2月11日 久野原の御田(県指定文化財)
  3月中下旬日曜 生石高原山焼き
  4月上旬 二川ダム公園「さくらまつり」
  4月29日 生石高原山開き
  5月中旬 田植え体験
  6月第3日曜 吉原あじさいまつり
  7月6日 祇園神社夏祭り(花火)
  7月10日 田殿丹生神社たどのにゅうじんじゃ) 夏祭り(花火)
  7月15日 御霊神社夏祭り(花火)
  7月下旬 かなや納涼花火
  7月下旬 吉備津きびつ神社夏祭り(花火)
  8月14日  おがわ まったいまつり
  8月20日 二十日の晩会式花火大会
  9月6日 キャンドルライトイルミネーションin あらぎ島
  9月下旬 稲刈り体験
  10月中旬 町内各地秋祭り
  10月第3日曜 有田川どんどん祭り
  11月第3日曜 しみず産業祭り



 

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