2018.04掲載
内閣府 沖縄総合事務局
北部ダム統合管理事務所


漢那かんなダム~沖縄県国頭郡宜野座村くにがみぐんぎのざそん

1.漢那ダムの紹介

 漢那かんなダムは、沖縄県国頭郡宜野座村に位置する多目的ダムで、本ダムと脇ダムの2つのダムで構成されています。
大きな特徴は、高速道路からも見える本ダムの石積み模様の景観です。
ビオトープや魚道など環境保全対策も行なっており、ダム周辺や多目的広場などは多くの方々に利用されています。

【漢那ダムの諸元】

  • 目的:洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水、水道用水
  • ダムの型式:(本ダム)重力式コンクリートダム、(脇ダム)ロックフィルダム
  • ダムの高さ:(本ダム)45.0m、(脇ダム)37.0m
  • 流域面積:7.6km2
  • 湛水面積:0.55km2
  • 総貯水容量:8,200千m3
  • 有効貯水容量:7,800千m3

※北部ダム統合管理事務所ホームページ(http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/)


漢那ダム全景 本ダムの景観

【漢那ダム周辺の環境整備】

 左岸展望広場は、展望台・芝生広場・案内板等を整備し、展望台からは、本ダム堤体・貯水池・金武きん湾を見渡すことができます。

 湖畔公園は、芝生広場や親水池等を整備し、レクリエーションが行える区域であり、毎年、ダムまつり等の会場としても利用しています。

 下流広場は、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、 メヒルギが植栽され、マングローブ林として整備され、環境学習の場としても利用されています。

2.宜野座村の観光

◆道の駅「ぎのざ」(https://ginozanavi.com/
沖縄本島東海岸唯一の道の駅であり、沖縄県で初の重点「道の駅」に認定されています。
特産品加工直売センター「未来ぎのざ」においては、新鮮な果物や野菜、お土産品を販売しており、平成30年4月末には、観光情報拠点施設の「宜野座村観光センター」 がオープンします。

公園エリアには「ぎ~のくんランド」の名称で大型遊具が利用できる施設が誕生します。

▲未来ぎのざ

▲宜野座村観光センター

▲ぎ~のくんランド

◆漢那ビーチ

 緩やかなアーチ状に広がるビーチは波も穏やかで透明度も高く、海水浴に最適。

キャンプ、バーベキューも可能で、カヌーやSUP(パドルボード)体験も行えます。

◆阪神タイガース春季キャンプ

 2003年から始まった阪神キャンプ。
プロ野球選手の姿を一目見ようと県内外から毎日数千人の見学者が訪れます。
また、他球団との練習試合となると数万人の応援で賑わいます。

◆松田鍾乳洞

県内でも古い鍾乳洞のひとつで、子供心をくすぐるようなスペクタクル体験ができる鍾乳洞です。

◆かりゆしカンナタラソラグーナ

 海洋資源を利用したタラソテラピーが満喫出来る施設。海水の持つ物理的作用と、宜野座村の美しい自然がもたらす癒やし効果で、心身ともにリラックスできます。

3.ダムインフラカード


▲ダムインフラカード配布中!

  • 観光客を含め一般の方に、観光に貢献するインフラについて、広く容易に理解してもらうため、沖縄のインフラ施設を対象とした「沖縄観光インフラカード」を作成し、配付しており、ダムでも「ダムインフラカード」を配布しています。
  • 「沖縄観光インフラカード」は、収集を楽しみながら、観光とインフラの関係を理解することができるとともに、観光の満足度の向上や誘客につながることが期待されます。

URL:http://www.ogb.go.jp/kaiken/012668.html

『沖縄北部ダムツーリズム』

充実したダムツーリズムが用意されています!

URL:http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/dam-tourismrizum/menu.html