春1ヶ月限定の景色「白川湖の水没林」を見に行こう!

2019.03掲載
国土交通省東北地方整備局
最上川ダム統合管理事務所
白川ダム管理支所

山形県西置賜郡(にしおきたまぐん)飯豊町(いいでまち)の白川湖は、昭和56年に完成した白川ダムの貯水池です。ダム湖の周辺は、豊かな自然と体験型施設などがあり、季節ごとに利用されています。
最近は、ダム上流部の白川ダム湖岸公園周辺の「白川湖の水没林」が人気となり、この幻想的な風景を見るため、全国各地から数多くの人が訪れるようになりました。
この水没林は、飯豊山系からの雪融け水により満水になったダム湖内に、生い茂っている木々が水没しているように見えることから、いつしかこのような名前で呼ばれるようになったようです。

この水没林は、ダム湖内に群生するヤナギの若葉が、鮮やかな萌黄色(もえぎいろ)に色づき始める4月中旬から、夏の洪水を貯めるためにダムの水位を低下し始める5月中旬までの、1ヶ月だけしか見ることができないため、更に人気となっています。
訪れている皆さんは、朝早くから写真撮影や写生を行ってこの風景を楽しんでいます。また、最近は、町内にカヌーなどを利用した水上アクティビティで活動する団体も設立されるなど、カヌーやSUP(Stand Up Paddle Board)で水没林の中を巡って楽しむ人や、その様子をSNSにアップする人も増えています。

テレビや新聞、雑誌などで取り上げられることも多くなった水没林ですが、残念ながら皆さんに紹介された頃には、既にダムの水位が低下し始めていることが多いため、せっかく水没林を見るために訪れても、最高の状態を見逃してしまう方も多いようです。
この春は早めに計画を立て、白川湖の水没林を訪れてみてはいかがですか。
なお、白川湖にお越しの際は、冬期通行止めの箇所もありますので、道路情報を確認願います。

フォレストいいで付近から見た飯豊山系の残雪と水没林

フォレストいいで付近から見た飯豊山系の残雪と水没林

源流の森付近から見る朝の水没林

源流の森付近から見る朝の水没林

湖岸公園沿いから見る水没林

湖岸公園沿いから見る水没林

水没林をカヌーで巡る人々

水没林をカヌーで巡る人々

湖上からながめる水没林

湖上からながめる水没林

空から見る水没林

湖上から見る水没林

「白川湖の水没林」案内図

「白川湖の水没林」案内図

白川湖周辺マップ 飯豊町ホームページより白川湖周辺マップ 飯豊町ホームページより 白川湖周辺マップ 飯豊町ホームページより白川湖周辺マップ 飯豊町ホームページより
白川湖周辺マップ 飯豊町ホームページより

■最上川ダム統合管理事務所ホームページ http://www.thr.mlit.go.jp/mogami/
■飯豊町ホームページ http://www.town.iide.yamagata.jp/