下久保ダム点検イベントが開催されました(下久保ダム)

2019.08掲載
水源地環境センター
研究第一部 最上 友香子

 令和元年6月30日(日)に『下久保ダム点検イベント』(主催:神流川流域きらり☆にぎわい観光会議、独立行政法人水資源機構下久保ダム管理所)が開催されました。

 イベント当日の朝は雨模様でしたが、ゲート点検操作中盤のオリフィスゲートの抜水が始まる頃には次第に雨も上がり、約1,200人の見学者が訪れました。

 今年は貯水位が低下していたことから、ゲート点検操作中心となりました。
 なお、オリフィスゲートの抜水時の数分間、堤体の上を水が流れる様子も見学することができました。


▲下久保ダムのゲート点検(オリフィスゲートの抜水)

▲下久保ダムへのルート

※新町駅(JR高崎線)~ダムサイト入口:日本中央バスで約60分
 ダムサイト入口~ダム天端:徒歩で約15分

下久保ダムを『知る』


 ゲート点検操作見学に加え、イベントに伴い、通常は立ち入り禁止の『オリフィスゲート室上広場』や『ダム堤体内監査廊・エレベータ』も開放されました。また、下久保ダムのブースでは、ダムを訪れた人々が下久保ダムの社会インフラの効果や仕組みを知ることができる内容となっていました。


▲通常は立ち入り禁止の設備・施設の開放
  (左:オリフィスゲート室上広場でのクレストゲート見学/右:ダム堤体内監査廊)


下久保ダムで『楽しむ』


 鬼神戦隊ダムセイバーや群馬出身アイドルのステージショー、万場高校のマスバーガーを始めとした美味しい軽食やご当地物産の販売なども行われ、訪れた人々は観て・食べて楽しみました。


▲軽食・物産販売の様子


▲ピンチのダムレッドとカンナブルーに声援を送る子ども達


▲子ども達の声援に応えて戦うヒーロー


▲ダムセイバーカレー

▲徐々に閉まっていくクレストゲート

▲ぐんまちゃんとコバトンも登場

 イベントを楽しんでいると、約4時間に亘るゲート点検操作もあっという間に時間が過ぎ、イベントも佳境にさしかかった頃にダムを見上げると、クレストゲートの閉操作が始まっていました。

 滅多に見れない、クレストゲートを通してダム上流側(貯水池側)が見える風景ともお別れです。