鶴田ダム御貯印~ダム見学の思い出に~

一般財団法人 水源地環境センター
研究第一部 主任研究員 最上 友香子

令和7年4月24日にお披露目となった「鶴田ダム御貯印」をご紹介します。

※本稿に記載されている情報は令和2025年5月末時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

鶴田ダム御貯印

 鶴田ダムでは、令和5年10月11日に、「都市・地域再生等利用区域」の指定(河川空間のオープン化)を受け、民間事業者等によるダムを活用したインフラツーリズム等の運営が可能となりました。

 これを受けて、さつま町管理のゆうゆう館事業(指定管理者:NPO法人 ひっ翔べ!奥さつま探険隊)にてダム見学の有料化が図られ、平休日問わずダムガイドによる案内を受けながらのダム見学が楽しめるようになりました(休日は第二・第四日曜日が対象)。

※鶴田ダムの見学やインフラツーリズムについて詳しく知りたい方は『鶴田ダムインフラツーリズムポータルサイト(外部サイト:鶴田ダム管理所ウェブページ)』をご覧ください。

 ダム見学を楽しんでいただく見学者の方々の“見学の記念”になるものを新たに誕生させたいとの思いを持ったダム見学案内ガイドの考案のもと、 鶴田ダム管理所・さつま町さつまPR課、そして⼈気アニメ『⻤滅の刃』で使⽤された株式会社昭和書体(さつま町内企業)の『闘⿓書体』のコラボレーションにより『鶴田ダム御貯印』が誕生しました。

『鶴田ダム御貯印』の裏面はポストカード仕様

『鶴田ダム御貯印』は、美味しい『ダムカレー』や全国的にも珍しい『ダムチャーハン』を提供されている川内川大鶴ゆうゆう館内レストランにて販売中(各種1枚200円))です。

川内川大鶴ゆうゆう館内レストラン内での案内

ダムカレー

ダムチャーハン

鶴田ダムレンジャー

 『鶴田ダム御貯印』は鶴田ダムのキャラクターである「鶴田ダムレンジャー」のそれぞれをあしらったデザイン7種と、全員が集合したデザイン1種の全8種となっており、コレクションして楽しめるデザインとなっています。

 鶴田ダムレンジャーは、下流の町を洪水から守っている鶴田ダムの7つのゲートのキャラクターで、全国のダムで初めて色を塗り分けられた鶴田ダムのコンジットゲートとクレストゲートから生まれました。

出典:鶴田ダム見学・鶴田ダム周辺見所マップ(外部サイト:鶴田ダム管理所ウェブページ)

 現在、鶴田ダム下流のさつま町では誕生20周年を記念したオリジナル フレーム切手が販売されています。

さつま町と日本郵便株式会社の連携により制作されたもので、町の風景などでデザインされた切手シートとなっています。

旅の思い出をポストカードに綴って、さつま町の風景の切手とともに記念の旅はがきを楽しむのも一興です。

オリジナル フレーム切手 「さつま町20周年」

シートには『鶴田ダム』デザインの切手も!